旅する力―深夜特急ノート [映画&音楽&BOOK]
深夜特急で有名な沢木耕太郎さんの深夜特急の最新刊
たまたま、ラジオのCMに流れていて早速チェック
まだ読みかけですが、やっぱり放浪したいなぁと。。。
行ってしまったら、きっと僕は戻ってこなくなりそうですが
沢木さんが深夜特急を出してこれを出すまでに、
ずいぶんと長い時間をかけていたんだという事がとても興味深かったです。
結構さくっと書いていたと思っていたので。
たまたま、ラジオのCMに流れていて早速チェック
まだ読みかけですが、やっぱり放浪したいなぁと。。。
行ってしまったら、きっと僕は戻ってこなくなりそうですが
深夜特急の完結から、何年も経ち、当時を振り返ったことや、これから旅をする人に向けての一冊
沢木さん特有の文章で読むのが早い人は一日あれば十分読めます。
沢木さんが深夜特急を出してこれを出すまでに、
ずいぶんと長い時間をかけていたんだという事がとても興味深かったです。
結構さくっと書いていたと思っていたので。
今回の作品は深夜特急の解説本でありながら
若輩に向けて先達からの注意、旅についての心構えなどを諭したもの。
今のご時世、残念ながら放浪するには、
拉致され、殺害という自体が起こりかねない地域が増えています
現に日本人がそのような目に遭う事件も記憶にまだ新しいです。
沢木さんなりに自分の旅行記やその他の物に触発された人々へ
そのような危機に対する心構えを持って旅を楽しんでほしいという気持ちを
忠告というか語りかけをこの本からしていた。
でも、一番沢木さんらしいなと思ったのはこんな時世でも
自分らしい旅を楽しんで欲しい
ってことを言っていることかな。
以前、沢木さんがなにかのコラムで仰っていたんですけど、旅行中のノートというのは1日あたり短い単語が数語だけなんですって。
例えば(これは私が作ったものですが)、渋谷・109・女子高生とか。それだけの鍵(キーワード)で、旅行全体が鮮明に思い出されて来るそうな。
その話を聞いたとき、いかに漫然と暮らしているのかというパンチを食らったような気がして、ずっと覚えていました。きっと、そういう「心構え」を持てているかどうかなんでしょうね。
P.S. 海外を長旅するときには、一声ください。せん別にFE2を差し上げます。
by 魚籃坂 (2009-06-06 18:48)